ハッピーセットの黒ひげ危機一髪がすごかった

こんばんは。まったりこです。

今日は前回のハッピーセットのおもちゃになっていた黒ひげ危機一髪について書きます。
他のものを目当てに買ったので、正直最初当たった時ははずれかな~と思ったんですが、
これ、もうめ~~~~~~~~~~~ちゃくちゃ良かったです!
私めちゃくちゃ勘違いしてて、これ普通に市販であるやつの簡易版だと思ってたんですが、
まさかのここでしか手に入らないやつだったんですね…?!
めちゃくちゃ良かったのでぜひしっかり商品化して売り場の定番になってほしいです。
3歳ぐらいのゲームのルールを理解できるようになった辺りの子たちにめちゃくちゃオススメ!
簡単で、ハラハラして盛り上がる、素晴らしいゲームです…!

基本のルール
最大人数は4人で、4色(+1色)の剣のカードと山札を使って遊びます。
プレイヤーは剣のカードを手札として持ちます。
順番を決めて、その通りに自分の手札から任意の剣のカードを場に出します。
剣を場に出すと、出された剣の本数と同じ枚数だけ山札からカードを引きます。
山札から引いたカードは持ち札となり、枚数が多い順に順位が決まります。
ただし、山札から引くカードには指示カード・セーフ・アウトの3種類があって、
アウトを引いてしまうと、引いた人が負けとなり、その時点で試合が終了になります。
指示カードには「隣の人に持ち札を渡す」などの指示が書いてあり、持ち札の増減に影響します。
セーフはそのまま持ち札になるカードです。
最後までアウトが出なかった場合は、持ち札が一番多かった人が勝ちとなります。

幼児にピッタリのわかりやすさ
一番良いのは何と言ってもわかりやすさ。
これ本当に全部わかりやすいんです。ルールもカードも。
だから3歳でも問題なく遊べます。指示カードの補助さえできれば2歳でもできるかも。
それくらいシンプルです。
まず手札が同じ色のカード+シルバー1種類のみとわかりやすい。
トランプやウノみたいに柄や数字で1枚ずつ役割が分かれてないのがすごく良い。
シルバーの剣には文字が書いてあって、その色が他の剣カードと同色になっていて、
自分のものがどれなのか、簡単に識別できるようになっています。
そして手札に特殊な何かの記載がないので、中身を隠す必要がありません。
これがまた良い。非常に良い。
トランプとかその他のカードゲームは他の人に手札を見せないようにするのが多いので、
どうしても手が小さく、かつずっと持っておくのが苦手な幼児さんと相性が悪くなりがち。
そこがクリアされてるのがめちゃくちゃ良いなと思います。
机にばらっと並べてしまって、その中から好きなのを取って出すというスタイルでプレイできます。
他のプレイヤーとは色で差別化ができるので、適当に置いて混ざってもすぐに戻せます。
一応戦略のポイントとしては、剣カードに含まれる隣の人を1回休みにするカードや、
シルバーの1回パスのカードの使うタイミングでアウトを回避したりするといったところ。
ただ当然山札の中身がわからないため、結局は運なんですよね。
なので、パスの使いどころも何となくそろそろくる気がするから…みたいな緩さでOK。
とは言いつつ、先日家族でプレイした時はこの緩い戦略が功を奏す場面も何度かあったので、
侮れないと言うか、よくできてるなぁ~~~!と感心します。
戦略組み立てながらっぽくも遊べるし、ほとんど何も気にせず適当にやっててもいい、
どういうやり方しても結構全員に平等に勝ち負けの機会があるところもまた良いポイントです。

黒ひげらしいハラハラさも!
幼児でも簡単にできると言っても、やっぱりこちらは黒ひげのゲーム。
しっかりハラハラさせられるポイントもあります。
やっぱり何と言っても、どれだけ順調に持ち札を貯めていてもアウトを引くと1発アウトになること。
とにもかくにも黒ひげが飛んじゃったらダメってことですね。
逆に序盤で持ち札が稼げなくても、アウトさえ引かなければ容易に逆転できる訳です。
誰かがアウトを引いた後に持ち札の数で順位をつけてもいいし、
アウト=負けの人以外は全員同率で勝ちという風にしてもいいという自由度も良い。
うちの子たちはどちらも負けん気が強いので、1位が良かった!って泣いたり、
負けるのを極端に嫌がって、負けそうになると試合を放棄したりということがあるんですが、
これはアウトを引く瞬間まで勝負がわからないので放棄することはできないし、
アウトを引いちゃったけど持ち札は多かったね!などフォローする余地もあって良い。
あとやっぱり私たちが補助したり誘導したりする必要がないので、本人たちが自分で活き活きやれて、
明らかにプレイの工程の満足度が他のカードゲームより高いのが見て取れます。
だからか、負けてもいつもみたいにグズったりせずに最後まで遊べたのも良かった。
もしアウトを引いてしまっても、「あちゃー!」ぐらいの感じで笑って流して、
「もう1回しよう!」みたいな感じで切り替えができていてちょっと、いやかなり感動しました。
プレイ中はハラハラドキドキを楽しんで、結果が出る時は皆でスカッとできる感じ。
あとこの黒ひげらしいハラハラ感は残すものの、本来の黒ひげみたいに怖くないのが良い。
絶対できない!って程ではないけど、私は昔これの元ゲームが怖かったです。笑
突然驚かされるみたいなことが苦手なので。
でもこの黒ひげは突然飛ばない!なので全然怖くない!
あるのは突然やってくる可愛い黒ひげイラストの描いたアウトカードのみ。
昔よりも親しみやすくなってくれて感謝の気持ちすら芽生えそう。
注意点と言えば指示カードの内容が漢字で書かれてあることくらいですが、
お子さんが3歳とかであればまず子どもだけでするような場面はないと思うので大丈夫かと。
小学生くらいのお子さんたちなら読めるような内容だと思うので、
対象のお子さんが小学生以上であれば、大人が介入しなくても問題なくできると思います。

とにかく小細工要らない、ハラハラ要素もあって楽しい、カードの見た目も剣でカッコいい!
ハッピーセットのおまけだけでしかゲットできないことがもったいないくらいの一品でした。
長く、大事に使っていこうと思います…!!