あけてみよう かがくのとびら展&めんたいパークに行ってきました

こんばんは。まったりこです。
一難去ってまた一難、ぶっちゃけ有り得ない!な日々を過ごしてる気分な今日この頃です。
何がそんなに大変なんだろう…という気持ちもありますが体力は常にギリギリです。

さて本日は滋賀県の佐川美術館に「あけてみよう かがくのとびら展」を見に行き、
そのままかねふくめんたいパークびわ湖に寄ってきたのでレポを書きたいと思います。

「あけてみよう かがくのとびら展」
この展覧会は滋賀県の佐川美術館にて期間限定開催の特別展示で、
福音館書店の月刊誌「かがくのとも」の絵本の世界に触れられるというもの。
うちの幼稚園では毎月1冊子どもが園から絵本をもらって持って帰ってくるんですが、
そちらが福音館書店さんの「こどものとも」なんですよね。こちらも同じく月刊誌。
そしてそれとは別で、毎週本人が本棚から好きな絵本を選んで借りる制度(?)があるんですが、
息子くんが選ぶのの中にちょこちょこ「かがくのとも」の絵本がありまして。
なんか刺さるものがあるんやろな…と思っていたところ、たまたまTwitterを見ていた時に、
フォロワーさんのRTでこちらの展示の存在を知りまして。
どうせ関東やろな~と思ってたら滋賀やん?チケットまだ空きあるやん??ということで、
即旦那さんにプレゼン→承認を得て何とか会期中に滑り込んで参りました。

展示内容は絵本を紹介する訳ではなく、絵本の内容をそのまま体験できるようになった感じ。
見るというよりはほぼ「触れる・体験する」展覧会でした。
(その感じをTwitterで感じ取って行ってみたいな!と思ったのでした。)
そもそも「かがくのとも」自体が自然や不思議に絵本で触れるというような内容なんですが、
それをもう全身を使ってガッツリ体験できるようにしてくれているという印象でした。
絵本の表紙と同じポーズが撮れるようになっていたり、セミの声を聞いて種類を当てるクイズや、
指定の位置に立つと自分の影が絵の一部になったように見えるコーナーだったり。
とにかくほとんどの展示に「やってみよう」の部分があるので子どもたちも大はしゃぎ。
うちの子たちが一番気に入っていたのが、暗幕で暗くした展示室の中に入って、
自分で懐中電灯で照らしながら見る絵本「よるになると」の展示スペースでした。
まずもう大人用のおっきい懐中電灯を自分で持てるところで大喜び。スイッチつけて大喜び。
いつもは暗いと怖がる娘ちゃんも嬉々として入って行き、一生懸命壁を照らしていました。
全部の展示を見終わった後にもう一度入っておかわりしたくらい、相当楽しかったようです。
興奮しすぎて、展示のメインである昼の様子と夜の様子を見比べるというところが理解できず、
と言うかそういう展示であることを説明する隙を与えてもらえず。笑
でもここで見たあの絵本のいくつかのページのことは相当記憶に残るだろうな…という感じで、
後日自分であの絵本を見つけて借りてきたりしないかな?なんて思っています。
もちろんここに書いた以外にもたくさん魅力的な展示があって、全力で楽しんでいました。
切るように手を動かすと画面の中の色んなものが一刀両断される展示も気に入っていました。
一生懸命手を動かして何度も何度も色んなものを切って、切れた!と嬉しそうでした。
コロナの関係で結構しっかりめに入館人数などを管理されていたようなんですが、
結構な人手でどの展示も大体2人分くらい順番待ちをしてから体験できるような状態でした。

せっかくなので常設展示の方も見てきたのですが、こちらはもう完全に玄人向けでした。
仏教関係の絵画や、彫刻、陶器など。
色々とじっくり見れたら面白そうでしたが、とにかく子連れには不向きと思います。
この美術館は全体的にオシャレで洗練された感じの雰囲気なんですが、
常設展示室が特に厳かな感じで、子どもの足音すら気になるような空間でした。
展示の内容とかよりももうなんか子連れでその場に居ることを謝りたくなるような。笑
遊びに出てきたつもりだった子どもたちも、見るだけからのスタートでめちゃくちゃ不満そうで、
すぐにでもグズって大声出しそうくらいの気配があったので足早にしか見れませんでした。
それなりに場の空気を読んで大人しくできる年齢になるまでは行けないかな~と思いました。
もうちょっと見たかったな…!

注意点
佐川美術館訪問の注意点は、入館時期によってはWEBでの予約が必須なこと。
そしてその際、子ども用のチケットも忘れずに予約登録しておく必要があること。
実は中学生までは無料、大人も1000円というめちゃくちゃ良心的な価格設定の佐川美術館。
なので一見チケットの購入は大人だけで良さそうに思いますが、コロナの関係か、
0円でも関係なく子ども用の入場チケットを購入時に登録しておかなくてはいけません。
登録するとQRコードが発行され、入る時は人数分のQRコードが必ず必要ということでした。
ちなみに我が家は完全に子ども分を予約せずに突っ込んでしまいました。
入り口の担当者の方がご配慮くださって何とか無事に入れましたが、
とにかく次に来る時は必ず事前に子どもの登録をしておこう…!!と肝に銘じました。

あとは館内で休憩できる場所がカフェしかありません。
ベンチと言うか座れるところはいくつかあるのですが、飲食できる場所がありません。
自動販売機もなく、ペットボトルなども完全に鞄の中に入れてしか持ち込めません。
持ち込めるってことは多分周りに気を付ければ飲んで良いのかな…?とは思うんですけど、
なんかもうマジでそういう感じの雰囲気じゃないので、めちゃくちゃ飲みづらいです。笑
私は結局それで結構我慢する感じになってしまったのでかなり消耗しました。
入る前にガッツリ水分補給しておく、どうしてもの時は館内スタッフに声をかけるなど、
事前にそういう対策などを頭にしっかり叩き込んだ上で入るのが良いかと思います。
そこまで広いところでもないので、常設展示だけを見るなら所要時間は短いと思いますが、
美術鑑賞については人によってかかる時間がそれぞれなので備えあれば憂いなしかと。

かねふくめんたいパークびわ湖
こちらは実は元々は予定してなくて、当日急きょ調べて行きました。
私の下調べが不十分で佐川美術館での滞在が想定よりも短かったので、
休憩のタイミングでささっと調べて、行ける!!ってなったので滑り込んできました。
(※佐川美術館とめんたいパークは大体車で10分の距離です。)
前にめんたいパークが子連れに良かったよという話だけ聞いたことがあって、
気になってたので丁度良いや~って感じだったのですが、近くて本当に助かりました。

かねふくめんたいパークびわ湖はその名の通り明太子の製造過程が見れる工場があったり、
明太子グルメが食べられる施設なのですが、実はめっちゃ広いキッズスペースがあるのです。
親だけじゃなくて子どもも楽しめるようにという配慮なんでしょうか?
普通に有料の遊び場でこんなところありそうくらいの充実具合。
設置されてある遊具も幼児さんから小学生まで幅広くいけそうな内容でした。
でも入場も駐車場も無料。
キッズスペースの周りにはこれでもかというくらいのイートインスペースがあって、
それなりの年齢の子なら、親は座ってご飯食べながら動向を見守るが普通にできます。
そしてキッズスペースは屋内だけでなく屋外スペースもあって、
そこには珍しいらくだのコブみたいな形のトランポリンが設置されていました。
見るからにうわ~楽しそうな遊具だな~って感じで、案の定キッズは大興奮でした。
結局1時間半くらい?たっくさん遊んでくたくたになって帰りました。笑
屋内・屋外のキッズスペースにある遊具をほぼ全部遊んで、お気に入りのものは繰り返して、
で大体所要時間がそれくらいの感じかな…といった印象でした。
ただ旦那さんが子どもを見てくれてる間に私がサッとお買い物をしに行ったりしていたので、
お買い物などもゆっくりしようと思うとこの時間では終われないかも?という感じですね。
ちなみに子どもが完全に遊びたい!!モードだったので工場見学はしませんでした。
次にまた行くことがあればじっくり見てみたいなぁ。
他にも明太子のおやつが撮れるUFOキャッチャーとか、工作のイベントなんかもやってて、
子連れに来てほしいんだろうな…!という施設の意気込みを感じました。

注意点
もう一番にまずキッズスペースの秩序がないので危ないです。
先ほども書きましたが、対象年齢に普通に小学生のお子さんも含まれるような場所なので、
もう大きい子も小さい子もめちゃくちゃになって遊んでるような状態です。
滑り台とかボルダリングとか、やれることに限りがあるような遊具は基本的に問題ないですが、
屋外のトランポリンの無秩序具合が本当にエグ過ぎてちょっと引きました。
この遊具は身長120㎝までという制限があって、入り口も小さくなってるんですけど、
身体をかがめて入ってきて飛び回ってる120㎝以上キッズが普通にいっぱい居ました。
見てた感じ、体感としては制限以内の子と半々くらい。
制限を超えてる子どもに平然と自ら勧めて送り込む親の多いこと多いこと…。
当然ですが、大きい子が跳ねるとトランポリンがめちゃくちゃ沈むので、
周りに居る幼児さんたちが全員ほぼ同時に転んで動けなくなるような感じでした。
そういう子たちが跳んでいる間は幼児さんたちは座った姿勢のまま何もできない状態。
もしそこに大きい子たちがバランスを崩して倒れ込んだら…ととてもヒヤヒヤしました。
ただ注意したくとも、明らかに相手の親御さんの雰囲気が声かけるのも躊躇われる感じで。
無料の施設だからか、やっぱり色んな人が来るんだな~と思いました。
施設と言うか設備自体はかなりしっかりしていて、各大型遊具には注意書きがあって、
それも1ヶ所じゃなく複数個所にかなりでっかく書いて貼ってあったりするんです。
でも当然のようにそれを読んでないんだろうな~という人がめちゃくちゃいっぱい居ます。
わかってて無視してることを公言してる人も普通に居ました。
とっても魅力的な遊具ばっかりなのでうちの子たちも目をキラキラさせていたし、
どの遊具もとっても楽しそうに遊んでいたので良かったね~とは思いましたが、
小学校低学年くらいの子までは付きっきりで遊ぶつもりで行くのが良いと思いました。
なお3歳以下のお子さんだけの子連れさんには不向きだと思います。
ベビールームが2階にしかなかったり、逆にオムツ替え台は1階にしかなかったりと不便が多いです。
もしかすると未就学児ですらメインのターゲット層には含まれていないかも。

あとは遅くに行くとお食事ができない場合があります。
私たちが行ったのは16時前くらいだったかと思うんですが、
そこから先に子どもたちを遊ばせて、少し落ち着いてからフードの売店を見に行くと、
17時前くらい?とかの時間でほぼ全ての目玉っぽい商品が完売していました。
最初入った時にめちゃくちゃ期待してただけに、食べられなくて悔しかったです。笑
この時間でも残ってたのは多分おにぎりだけかな?
でも、おにぎりも明太子を使ってない具のおにぎりが一応用意されていて、
もしかしたら残ってたのはそれだったのかもしれません。
かなり良い天気の土日で人が多かったのでいつも必ずそうとも限らないですが、
食べたいものがある人はなるべく早めに行くのが良いかと思います。

色々と想定外のことがたくさんあった1日ではありましたが、総合良い時間を過ごせて良かったです。
佐川美術館さんは毎年冬季に子ども向けの展示をされているようなのでチェックしてみようと思います。