行き渋りの話2

こんばんは。まったりこです。
ま~~だ行き渋りの話してんかい。

前回の記事で、息子くんの行き渋りがどういう様子だったか、
それを受けて私がどういう気持ちだったかを全部まとめたつもりだったんですが。
書き終わってから思い出したことがあったので、第2段として書いてみることにしました。
まとめたって言ってたんちゃうんかって言うね。どれだけ勢いで書いてるかがバレますね。

今回の話は、行き渋り解消の理由についてその2?って感じ。
前回行き渋りの原因としてお友達との不和とその不安があったのではと書いたんですが、
それは堰を切るキッカケになった出来事であって、本当の原因は別だったかも?とも思って。
と言うのも、どうやら息子くんは1学期の間ずっと先生にうまく甘えられてなかったらしいのです。
今思えば、おや?と思うようなことは1学期中に何度かあったんですよね。
でもあくまでそのおや?の数点でのみちょっと危ういだけで、
その他では当然先生に甘えているような場面が少なからずあるんだと思ってたんです。
でも2学期に入って行き渋りが徐々に解決に向かってるような気配が出てきた時、
お迎えの時に先生から「息子くんが甘えてるところを今日初めて見ました」って言われまして。
ん??と思って色々と細かく聞いてみたところ、
これまでほぼ先生に甘えることなく幼稚園生活のアレコレを全て頑張っていたことが発覚。
いやまぁひどい行き渋りで特別対応をしてもらっていたことがあるので、
それ自体はめちゃくちゃ甘えているとは思うんですけどもそれとはちょっと別の話でね。
うちの息子くんは基本的にやってねと言われたら素直にやるしやれるタイプなので、
もうとにかくひたすらこれはこうしようねって言われたことをそのまま実践してきてたっぽい。
もちろんやり方がわからないようなことは教えてもらっただろうし、補助0ではないだろうけど、
身支度とか片付けとか、ルールのわかるものに関しては黙々と頑張っていたようです。
できないって言わない。痛い時も泣かない。ケガしても意地悪されても先生に言わない。
どうやらそんな感じでずーっと気を張って頑張っていたっぽい。
唯一「怖い」って言って泣いたのはトイトレの最初くらい。
それも、結局周りの子が平然と行っているのを見て行くようになったって言ってたし、
とにかく周りの子ができてることは自分もできる、やる!という感じで過ごしてきたのかなぁ。
うちの園には満3歳児クラスがあるので、年少さんでもクラスの半分くらいは持ち上がりの子で、
4月に通い始めた時は慣れ切った保護者の人が多くて私もめちゃくちゃビックリしたんですが、
息子くん本人にとってもこれは結構ビックリしたんだろうなぁと。
4月でもある程度の身支度とか幼稚園生活の基本がそれなりにできてる子多そうだったし、
ここに至るまでに先生への程良い甘え方みたいなのもわかってそうだった気がする。
そこに突然混ぜられたら焦るやろうなぁと。
このこと自体は4月の時点でも割と心配してたんですけど、その頃があまりにも順調すぎて、
息子くんにとってはプラスの刺激だったんだな~と思ってしまっていました。
実際周りに引っ張られる形でたくさんできることが増えていく息子くんは楽しそうで、
本当にすごい良いサイクルがそこにあったんじゃないかとは思うんですよね。
ただ今から思うと、この頃の私はその様子を見て安心する気持ちの方が強くて、
あんまりちゃんとそのことを褒めてあげられてなかったのでは?と。
いや褒めてはいたんですけど、普段のことの延長線上という感じの褒め方だったと言うか。
何なら6月後半くらいには家でも着替えとかちょっと頑張ってもらおうとしていました。
まさか幼稚園で完全に気を張ってる状態でやってるとは思ってなかったとは言え、
私の対応も良くなかったんだろうなと今になって思います。マジで申し訳ない。
最近はやっと行ってることだけでもうめちゃくちゃ偉いということにしっかり気付けたので、
毎日帰宅後にものすごいテンションで褒め倒しています。
最近息子くんが自分が幼稚園に行く日はパパもお仕事だということをわかってきたようなんですが、
マジで幼稚園に通うことって幼児にとっては仕事と同じくらい疲れるのかもなと思いました。
息子くん毎日幼稚園行っててほんと偉い。めちゃくちゃ偉い。

で、この9月に入って割とすぐに上記の先生からの一言があった訳です。
いつの間にやら甘えられるようになったらしい息子くん。
理由は割と単純で、この9月からクラスに新しい仲間が増えたのがキッカケのよう。
当然その子たちは今が4月みたいなものなので先生の補助も手厚い訳ですが、
どうやら息子くんはその様子を見て自分も甘えてもいいんだ!ってなったっぽい。
メインで新しい子たちの補助をしてらっしゃるのが副担の先生らしいんですが、
息子くんの激しい行き渋り時に厚く対応してくださってたのもこの副担の先生で、
めちゃくちゃ懐いてるみたいなんですよね。
まぁね、本当にかなり手をかけてくれてたみたいなんでね。
そりゃあ懐きますよね。
もうこっちとしては申し訳なさMAXみたいなところあるんですが、
そんな息子くんのことを「めちゃくちゃ可愛いです!!」って言ってくれる優しい先生なんですよ。
本当に有難い限り。
その大好きな先生が9月に入ってきた新しい子たちを手厚く補助してるのを見て、
やきもちと言うか、自分も甘えたいなぁと自然に思って自然に行動に移したんでしょうね。
その結果と言うかその後の先生の態度とかも全部ひっくるめて、
幼稚園の集団生活の中での甘えていいところと頑張るところがわかってきたのかなぁと。
もしかすると良いところを見せたいとか他にも色々あるのかもしれないけど。
4月は慣れてる子が周りに居たことでついていかねばと焦ってしまったのが、
初めて当時の自分と同じ状況のはずの子たちを見てちょっと学びもあったのかな?
新しくお友達が増えたのはまさに青天の霹靂でしたが、息子くんにとってプラスになって良かった。

何て言うか、社会に属するって本当に色んなことがあるんだなぁと改めて思わされます。
羨ましいような気もするけど、とりあえず今の私は息子くんを支えることを頑張ります。
息子くんの様子とそれによって変化する私の様子に振り回される娘ちゃんのことも、
しっかりフォローしていきたいと思います。
行き渋りの話、ぶり返さん限りこれで終わり!!