行き渋りの話
こんばんは。まったりこです。
今日は頭を抱えまくってる行き渋りの話を一旦まとめてみようと思います。
とりあえず一言いいですか?
行き渋り、とんっっっっっっでもねぇな~~~~~~~~~~~!!!!!!
すんごい勢いでメンタル面でも体力面でもめちゃくちゃ消耗する。
まず普通に行き渋ってる人を無理に連れて行く場合になると、抱っこが必須。
更に自転車乗車拒否・降車拒否が発生すると椅子から引っこ抜かねばならず、
しかも相手も腕ぶんぶん振り回したりしてめちゃくちゃ抵抗してくる中でやるのが至難の業。
ぼっかすか殴られて普通に痛いし、お互いに服とか髪とかに満身創痍感がめちゃくちゃ出る。
うちの場合はピークが夏の盛りだったので汗もだらだらで、髪もべたべた、清潔感皆無になった。
そしてそんな満身創痍の状態を結構な人数の人に見られる苦痛…。
行き渋りにも色んなスタイルがあると思うんですけど、うちの子はとにかくギャー!!!だったので、
もうめっちゃくちゃ目立ちまくってました。特に降車拒否と戦ってた辺り。
教室付近でやってくれる分にはまだそのクラスか隣のクラスの人くらいしか通らんけど、
駐輪場でおギャンされるともうその園に送迎で通う全ての人の目に触れますからね。
行き渋りで担任の先生にご迷惑をおかけするのがわかっているので、
それまでの生活で把握したお見送りのピーク時間を避けて早めに行ったりしてたんですが、
そうすっとこっちが行き渋りで長時間駐輪場から動けない間に続々登園してくるんですよね。
結局ピーク時に駐輪場でおギャンしてるような感じになったりして。
そもそも行き渋り本人との闘いでただでさえ消耗しているのに、周りへの配慮だったり、
大変そう…という何とも言えない温い笑顔に晒されまくってめちゃくちゃ疲弊しました。
本当にもう、私が幼稚園行きたくなかった。マジで。
せめて夏だけはやめてほしかった。
一番辛かった行き渋りは、夏休み期間中の3回目のお預かりの時。
夏休みは教室も一緒に遊ぶ子もいつもとは違うし、他学年も一緒になるからやることも違うしで、
「いつもとは違う幼稚園だけど、行く?」って言うと本人も気になったのか行ってくれた。
最初の2回は割と平然と行っていたので大丈夫そうかなと思ってたのに、
3回目になって急に教室前まで行ったところで泣いて拒否する行き渋りが発生。
平常時と違って、わざわざお願いして預けに来てるような日にギャン泣き拒否で、
先生から「お母さん、今日は特別な理由がなければ連れて帰ってもらって…」と言われて。
いやわかる、夏休みで人も少ないしね、本人もめっちゃ嫌がってるしね、わかる。
でも特別な理由ってどっからどこまでが特別な理由?
もちろん予定を変えることもできなくはないし、
できたら連れて行きたくはないけど、どう足掻いても連れて行けない場所に行く訳でもない。
仕事だったらほぼ有無を言わさずOKなんだろうけど、専業主婦の特別な理由って何なのか。
ここまで何とか連れてきて、じゃあはい連れて帰ってね~って言われる徒労感と、
今日は息子くん幼稚園だからちょっとのんびりできるな…が行き場のなくなった感じと、
そもそもこの酷さで今連れて帰ったら今後も泣いたら帰れるってならんか?という不安と。
でもやっぱり息子くんのためを思ったら嫌がってるんだし連れて帰った方が良いのかも、
という息子くんを預けて楽になりたい自分への自己嫌悪とか自責の念とか色々色々で、
本当に本当にこの日はメンタルにずっしり来て辛かった。
ちなみにこの日、娘ちゃん一人ならいける!と病院に行くつもりにしていて、
説明せずにじゃあもう帰ろ!って言うのはなぁと息子くんに予定を説明していたところ、
先生に「病院に行くなら…このまま帰って、泣いたら帰れるってなっても困るし」と言われました。
結局お昼まで預かってもらえて有難かったんですけど、申し訳ないやらで辛かった。
そこまでにもじわじわ溜まってた何かがここで一気にどうにもできなくなった気がする。
とは言え、息子くん的にはお昼まででもこの日に幼稚園に居たのはどうやら良かったっぽい。
理由は後述します。
そんなこんなで、夏休みは元々予定してたのの半分しか行けなかった。
コロナの関係で幼稚園側から要請が来た日もあったんだけど、
3回目の時の行き渋りがもうトラウマでもう絶対に繰り返したくなかったから、
それ以降のお預かり予定日で前日に行き渋りの気配がしてたら全部キャンセルした。
そうは言っても避けられない新学期、私はもう耐えられる気がしなくて、
すまんけどよろしく、と旦那さんに朝のお見送りをお願いすることにしたんだけど、
蓋を開けてみれば何とも不思議なことに行き渋りは改善傾向に。
開始から3ヶ月目にしてようやく、ちょっとずつ普通に行ける日も出てきて、
こっちも少し肩の荷が下りたような気持ち。
雪解けが感じられて本当に嬉しい。
やっぱりこの苦しみはいつ終わるの?っていう状況が一番しんどいですね。
そもそもなんでこの行き渋りが発生したのか?なんですが、
根底の部分で4歳の壁的な想像力や記憶力の発達があったということを前提に、
7月前半の行き渋りが始まる直前の辺りで同じクラスの子たちと何らかの不和があったのではと。
行き渋りのピーク時から、行かなくても良い夏休みの間の色んなタイミングで、
色んなやり方で息子くんから幼稚園のお話をどんなものでも…と聞き取りをしまくりました。
同じ質問も何度も何度もして、平均的に息子くんから出てきた言葉が以下の感じ。
「先生はすき」「遊ぶのは楽しい」「お友達はすきじゃない、遊びたくない」
「幼稚園に行くと疲れるから行きたくない」
総合すると、お友達とのことで不安や気になることがあって疲れるから行きたくないのかな?と。
ちなみに疲れるはここ最近息子くんが何かしたくない時によく使う言い訳なので、
実際に疲れているのかどうかは不明。もちろん体力面の問題の可能性もありましたが。
ただ何回か聞いて「疲れる」って言わない時はあっても、
お友達のことを聞くとほぼ100%良い返事が返ってこなかったんですよね。
行き渋り始めた頃の状況とかその他諸々とも照らし合わせて思い当たる節もあったし、
とりあえずそういう可能性が高そうだよね、という話になりました。
実際にどういう内容だったのかみたいなことはまるでわからないけど、
とにかく一旦幼稚園での生活に対してポジティブになれなくなったんだろうなと。
で、新学期になって多少マシになったのは、おそらくだけど例のお預かりの日に、
息子くんの中にあった不安な想像とは違うように過ごせたのではないかなと。
その日の色々な状況とか、今の息子くんの様子とかからの判断なんですが。
4歳の壁で意味もなく不安定になってるのが理由なのか?と思った時もありましたし、
もしかしたら4歳の壁的な部分も含めて今落ち着いてきただけかもしれないんですが。
幼稚園以外での態度がほぼ変わらないので何とも言えないところ。
まだ行き渋る日はあるし、キッカケが幼稚園での経験によるものであれば、
今後また同じような感じになる日がくる可能性も大いにあるなとは思うけど、
一旦落ち着いてくれたことでまぁまたひどくなったら寄り添って頑張ろうと思える。
変化が見えるだけで全然気持ちって変わるよね。
とは言え自分の余裕のなさも相変わらずなのでちょっと対策は必要だなと思いつつ。
私にとっては辛いこともあるけど、今行き渋ろうが何だろうが、
せめて息子くんにとっては将来振り返った時にこの日々が良い思い出になってたらいいなぁ。
息子くんが大きくなった時に、行き渋ってたことなんか全然忘れて、
「幼稚園楽しかったなー」って言ってるのを聞きたいなって、今はそんな気持ちです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません