息子くん育児奮闘記(1歳4ヶ月~1歳6ヶ月)

こんばんは。まったりこです。
今日は眠気のせいかあらゆるやる気が消失しています。
ふぅ。

小刻みもここまで来たら本物やな…という感じの息子くん奮闘記、
今日の最後の2ヶ月間分を持って一旦終了になります。
これ以降は息子くん育児奮闘記でなくて、2人育児奮闘記として、
育児してきた中で感じたことや特徴的な出来事などを振り返っていこうと思います。
いや結局まだ続くんかいって感じなんですけども。すみません。

・1歳4ヶ月~1歳6ヶ月
この頃の息子くんの動画や写真を見ると、私は未だに切ない気持ちになるんですよね。
のんびり屋さんの息子くんが打てば響くようになったのがこの辺りで、
毎日色んなことをして過ごした集大成のような時期でめちゃくちゃ楽しかったんです。
手繋ぎでお出かけできるようになって、これまで公園の散策だけだったのが、
買い物がてら手繋ぎで街を見て歩くようになって、新しい刺激もいっぱい。
ただ歩くだけでなく、鳩や雀を観察してみたり、石や葉っぱを拾ってみたり、
近くから駅を通過する電車を眺めてみたり、行き交う車を眺めてみたり。
息子くん自身も、これまで絵本でしか知らなかったようなものが、
現実世界にもあるのだ!ということに気付いた様子で、特に信号がお気に入りに。
横断歩道では毎度目線を合わせて指差しをしながら、信号の役割や色について話していました。
朝はお庭でキャッキャ声を上げて笑いながらシャボン玉したりボール遊びをして、
ご飯を食べたら私の肩に寄りかかってお昼寝をして、起きたらお散歩したり買い物したり。
既にコロナ禍ではあったので、買い物は店内の滞在時間が5分程度に収めたり、
週1のスーパーは必ず幌を閉めたベビーカーで行くなど対策は取っていましたが、
公園遊びや散歩は推奨されていた頃だったので、たくさん手繋ぎで出かけていました。
ウキウキと手を繋いで歩く息子くんの写真をこの時期本当にたくさん撮っているのですが、
どれも本当に楽しそうで、私と旦那さんのどちらと手を繋いでも嬉しそうで、
両親を独り占めしている幸福感のようなものをとっても感じるのでした。
それを感じる度、こっちのエゴで勝手に兄妹をしてしまうことに罪悪感を感じました。

私と旦那さんは2人共姉や弟など兄弟が居る環境で育ってきていて、
それなりに良い思い出もあるだけに勝手に兄弟が居る方が良いと思い込んでいるけど、
もしかして一人っ子の方がこの子は幸せだったんじゃないか?なんて、
もう既に取返しもつかないのに、この頃はそんなことをよく考えていました。
せっかく今はパパもママも付きっ切りでとっても幸せそうなのに、
妹が産まれてしまったら必ずどこかで我慢させてしまうような場面も出るよなぁ…と。
もちろん、経験者としてはいつか居て良かったと思うこともあるだろうと思うんだけど、
その程度がどのくらいになるかは、正直わからないよなぁとも思う。
実際私も姉とは仲が悪いし、良いことばっかりでもないのもわかっていたし。
その辺はかなり親である私たちの対応次第みたいなところも大きいだろうから、
最大限努力をして、居て良かったなと思えるようにしたいとは思うものの、
現時点では本人の幸せを無視するようなことを強引に進めているのでは…とか。
もし私が(旦那さんもだけど)一人で良い、って言っていたら、
この子はいつまでも2人を独り占めという状況で幸せたっぷりに生きていけたんだよなぁ。
そんなことを考えて、キラッキラの笑顔を見て可愛いなと思う度に、
ちょっとずつ心の中ではもやもやを溜めて過ごしていました。
頑張ろうと思っているけど、絶対に居て良かったって思えるようにするけど、
でもごめんね。と夜は寝顔を見てほろほろ涙が出ることもありました。
今思うと、これも妊婦特有のホルモンバランスの何やかんやで、
不必要に感傷的になっていただけだったのかも?と思わなくもないのですが、
当時は真剣に悩んでいました。
妊娠後期の体は重くて、早く妊娠終わってくれー早く産まれてくれーという気持ちもあり、
でも息子くんのことをめいっぱい可愛がれる時間も終わってほしくない…。
そもそもこの時期にお腹が大きいことが既にハンデになってる気もしていたし、
コロナで大きなお出かけがしにくくなったことも一緒になって、
せめて大きいお腹でなければもう少し日中楽しく過ごせたかな…とかも思ったりして。
まぁもうここまできたら覚悟を決めるしかなかったんですけど、何だかグズグズしてました。

結局コロナもある中で、何とかまぁやれることはやったかな…という感じで出産に至り、
入院生活中に寂しそうにしていたというのも聞いていたのもあって、
基本的に産後は常に息子くんメインで遊んだりお世話したりしていました。
上の子優先が良いよ、というのもよく聞いたのでそういう理由もありますが。
結果的に、娘ちゃんがいることを息子くんが嫌がるようなことは全くなくて、
むしろ興味津々ちょっかいかけまくりでこっちが困るくらいだったのですが。
私たちが娘ちゃんのお世話をしているのを止めたり嫌がるようなこともなかったし、
何なら積極的にお手伝いしようとしてくれていたようにも思います。
残念ながら、娘ちゃんが好奇心旺盛だったために途中で制止することになったのですが。
息子くんは新しい家族の誕生を素直に喜んでくれているようで、心底ほっとしたのでした。
まぁ単純にあんまりよくわかってなかったのもあるんだろうし、
こちらも娘ちゃんが産まれても前となるべく変わらないように…と構っていたので、
そういう部分の努力の成果もあったと思いたい。
でも基本的には持ち味ののんびりさにとっても救われたなぁと思っています。
つわりとか自分の体調が悪い時はどうしてもしんどい時はあったけれど、
ほんわり穏やかな息子くんとの生活は総合的には楽しかったなぁと思います。
初めてで、ちょっとのことが全部めちゃくちゃ不安だったので、
全体的にメンタルは不安定なことが多かったので今思うと本当にもったいなかったなぁ。
今はもうどう頑張ったって息子くんを一人っ子にしてはあげられないけど、
時々はせめてどちらか一人は独り占めできるような時間を作ってあげるのは良いかな。
また自由に好きなところに行けるようになったら、そういう日も作ってみたいな。

当時めちゃくちゃ大変だと思って過ごしていた日々が、
なんて贅沢な時間だったのかを思い知らされる振り返りでした。
奮闘記って言うか育児感想日記だったな。うーん。