親の好きなもの

こんばんは。まったりこです。
ぶっ壊れた子どものお洋服収納家具の代替案が全く浮かびません。
困った困った。

突然ですが、私は元気なオタクなので推しが居ます。
それなりに旬なジャンルにいるので、新情報もバンバン出たりして、
いちいち驚いたり喜んだり友達と共有したり日々楽しく過ごさせてもらっています。
もちろん推し活だけではなくて、色んな漫画だったりゲームだったり、
そういう自分の好きなものに日々の大変なことも乗り越えられているなと感じます。
Twitterのエッセイ漫画などでもこういう話を最近よくお見かけしますが、
やっぱり母親になったとて、元々自分が好きだったものはなるべく捨てずにいたいなと。
そういうものに自分が救われているのも明白だし。
子育てに集中するのももちろん大事なことだけど、
それで最終的に子どもに執着したりもたれかかるようなことにはなりたくないし。

と、思いつつ。
じゃあそれを子どもとも共有するのか?というのは別の話。
既に過去記事にも書いていますが、リングフィットやあつ森など、
今はゲームなんかは息子くんとも軽率に共有していたりもするのですが、
息子くんが乳児の頃は、私の趣味のことは何でも息子くんが寝ている間だけしていました。
しかしそうなると、その日どんなにやりたいことがあっても息子くん次第なので、
寝てくれないとイライラしたり…みたいな感じになってしまったりもしていて、
最初の頃はそれに悩んだりもしていました。
旦那さんには息子くんが起きててもやりたいことやったらいいとずっと言われていて、
それも一理ある(?)みたいに思ってはいたのですけども、どうしても気が進まず。
と言うのも、私の好き嫌いが息子くんに反映されるのが嫌だったんです。
簡単に言うと私のせいで息子くんがオタクになったらどうしようという感じ。
別にオタクがダメと言う訳ではなくて、
息子くんには自由な選択肢の中から自分の好きなものを選んでほしかったのです。
と言いつつ、既にテレビはこちらが選択したものを見せていたりしているので、
既に「何もかもが自由」という状況ではなくなってはいるよな…とは思うのですが。
なるべく親が私だからという理由で選択肢が狭まってしまうようなことを避けたかったのです。
なので結構長い間、息子くんには幼児向けのコンテンツだけに触れさせていました。

でもある時ふっと思って。
時々テレビで見かける歌うまキッズとか、めちゃくちゃ楽器が上手な子とか、
そういう子ってどういうキッカケでそこまで上手になったんだろう?と思うと、
絶対親御さんの影響だったんじゃないかと思うんですよね。
紹介とかでも2歳から親御さんの楽器を使って演奏していて…とかよく見るし。
別にそんなに早くから頭角を現してほしいみたいなことではないんですが、
要するに親の影響が必ずしも悪いものになる訳ではないんじゃないかと思い直したのです。
たまたま好みがめちゃくちゃマッチして、好きなものに早めに出会えたとしたら、
それはそれはとっても素敵なことだよなぁと。
そして、それをしっかり応援してあげられたなら、
それが将来子どもたちが自分の未来を切り開く力になったりするんじゃないかなと。
結局子どもたちが何を好きになるかは触れさせてみないとわからないんだから、
細かいことは置いておいて、たくさん色んなものに触れさせる方が良いのではと思ったのです。
水族館や動物園に連れて行くことだけが興味の幅を広げる訳じゃないだろうと。
もちろんあまりにも年齢にそぐわない内容のものは省きますが。
音楽に関しても、童謡やEテレ楽曲だけでなくて、
たまには車の中で私や旦那さんの好きな楽曲を流す時間があっても良いのかも?とか。
最近はアレが見たいコレが見たいと主張してくれるようになったので、
そういう時は子どもの主張を優先することにしていますが、
推しが地上波の番組に出演する時に一緒にリアタイするくらいは良いかな、とか。
そんなことを思ってからは、こちらの楽しいものを時々一緒に共有したりしています。

大好きなアイドルの動画とか、めちゃくちゃカッコ良い推しのお芝居とか、
いざ共有してみたら案外息子くんも娘ちゃんも一緒に楽しんでくれて嬉しいです。
私の好きなものを見て息子くんも楽しそうにしてくれたら私も嬉しい、という、
ある意味当たり前だけど全然わかってなかった新しい発見もありました。
そういえば子どもの頃、母と共通の趣味ができた時嬉しかったことを思い出しました。
単純に「親と子どもで一緒に何かを楽しむ」というのもめちゃくちゃ大事で、
子どもの遊びに付き合っているとそれがなかなか難しかったりするけど、
こっちの楽しいことにもし子どもが興味を持ってくれたら簡単なのだなと思いました。
愛着形成にかなり大事な今の時期に、制限を設けてイライラを溜めるくらいなら、
思い切って子どもたちと一緒に自分の趣味を楽しむくらいの方が良いかなと。
凝り固まった先入観でこれはしない!って決めつけてる方が良くなかったな、と今では思います。
ゲームに関しては、あつ森が出た時にこれは知育にも良いぞ…と思い、
それがキッカケでちょっとずつ一緒にやるようになりました。
ちょうちょなどの虫を追いかけて取ったり、魚を釣ったり、海で泳いだり。
特に今はコロナ禍で全然レジャーらしいレジャーもできないので、
代わりにあつ森の中で水族館に行ってみたり、花火を見たりできてめっちゃ良いなと。
当然のように、これに関してはもう最初っから息子くんも興味津々で、
自分がプレイする訳でなくても、あ!ちょうちょさんがいる!とか、
海で泳いでみて、何か取れるかな~なんて言ったりして楽しそうにしています。
娘ちゃんもそろそろわかるようになってきたのではないかと思うので、
今度は娘ちゃんとも一緒にやってみようかなぁ。
ゲームや本の中だけだったものを、現実で追体験するのもそれはそれで乙よね。
これも趣味の共有で救われた一部だなぁと思います。
何となくテレビとかゲームとかってあんまり早い内から見させるのは良くない気がしちゃうけど、
距離や時間に気を付けつつ、他の遊びもしつつ、なら問題ないかなと思うようにしています。
今のところまだ色んなものを満遍なく愛している2人だけど、
いつか唯一無二の何かに出会うのかしらとワクワクしながら見守っています。
それがどんなものであっても、一緒に愛せる親でありたいなと思います。
(虫だけは…虫だけは勘弁してくれ…と思いつつ)

今は私自身のストレス発散方法を確保するのも大事な時だし、
あんまり自分を追いつめすぎない感じで頑張っていこうと思っています。

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