子育ての恐怖2

こんばんは。まったりこです。
店員さんに薦められたので、初めて大福を凍らせて食べてみました。
ソーダ味。めちゃくちゃ美味しくって最高でした。
もしどこかでソーダ味大福をお見かけになられたら、ぜひご賞味くださいませ。

ちょっと前になるんですが、子育ての恐怖という記事を書きました。
どんなに大事に育てても、いつ何が起きるかわからないのが人生で、
何事もなく日々を過ごしているとわからないけど、本当はいつだってあらゆる危機は身近にある。
と、また考えさせられるようなことがあったのでしょんぼりしています。

うちはまだ子どもが小さくて、基本的にハッピーお花畑脳でいるけど、
子育てってただ楽しいとか達成感があるとか幸せとかそういう話だけじゃないよなと。
まぁそもそも大変とか疲れるとかみたいなのもあるんですけど、
「子どもが将来どうなっているかがわからない恐怖」に時々震えています。
ちょっとした話なら、もう来年に迫った幼稚園入園とかの辺りから始まる気がする。
ワーママさんとかで既に保育園に預けてらっしゃるご家庭とかだと、
うちの息子くんと同じ年齢とかでももう既に何かの経験があるところもあるかもしれない。
要するにトラブル。
誰かに悪意を向けられることももちろんそうなんですが、
自分の子が「誰かに悪意を向けてしまう」、結果誰かのどこかに傷が残るかもしれない。
そういうことへの恐怖が私の中にあって、時々表面階層までやってきます。
自分が不器用で、対人トラブルに上手に対応できる自信がないから余計に怖いのかも。
それでも私と旦那さんの性格を考えると、多分矢面に立つのは私が多いと思う。
子どもたちが何かの犯罪に巻き込まれたら?もし加害者になってしまったら?
そんなどえらいこと、私に対応できるだろうか。
想像すると怖くなって、産んでしまったことさえ早計だったのでは…と考えることもある。
今がとても幸せで、子どものいる生活に満足してるって言いながら。

私自身女性として生きてきて、これまで色々と被害に遭ったことがあります。
その当時は全然そんなこと考えもしなかったけど、
あの時私に加害してきた全ての人に親が居るんだよな…と最近はふっと思って。
もちろん何らかの理由で親と一緒にいないパターンの人も居るんだろうけど、
誰かが産んで育ててきたからその人はあの時そこに居たんだよなと思うのです。
はっきりとわからなかった相手もいるけど、
加害してきたほとんどの人がそれなりに成熟した男性でした。
それこそ電車で出会った痴漢なんかはほとんどがめちゃくちゃ普通におじさん。
スーツの人がほとんどだった気がするし、会社員だったんでしょう。
会社勤めができるということは、それなりに学もあるでしょうから、
割と普通に育ててきてくれた親御さんが居たのではないかな…とか思うと、
なんでそんなになるまで放っておいたんだと言うか、どうしてこうなった感がすごい。
前に性依存症の漫画を読んだことがあって、そこでは痴漢も性依存症の一種で、
要するに痴漢をしてしまうのは「病気」というのを読んだことがあります。
病気ということはおそらく何らかの原因があってなるんだろうとは思うんですが、
その原因って一体何で、どこからくるんでしょうか。
その辺を突き詰めていくと、やっぱり親の責任って重大なのでは…と思う訳です。

最近は性教育に関してもSNSで頻繁に知識共有がなされている気がします。
でも少し前にTwitterでアンケートを取ってみたところ、
幼稚園では水遊びの時、男女混合で着替えをしているところがほとんどらしかった。
私の目には性教育は未就学児から始めましょうというのが主流になってるように見えるのに。
あくまでこれは私が見ているネットだけの話なのかも?とも思うけど、
息子くんが乳児の時に近所の児童館であった講座でも同じように話していたから、
要するに「性教育について関心の高い人」の主流なのかなぁ、という感じ。
簡単にここ最近でよく聞く性教育の話、大事なのは主にこの二つ。
・未就学児の段階からしっかり話して理解させ、定着させるのが大事
・水着で隠れる”水着ゾーン”と”口”は家族であっても人に見せない、触らせない
早い内から正しい知識を獲得することで、被害も加害も防げるという話。
誰かに加害されそうな時にはっきり拒否したり、適切に助けを求めることができたり、
そういう行為が誰かを傷付けることであるということを知ることで、しなくなる。
自分が教育を受けていた頃には考えられないような話だからビックリしたけど、
目から鱗が落ちるくらいなるほどと思ったし、とても大事なことだと思った。
この話を聞いた講座で講師の方がお話されていたけど、
今の日本の学校での性教育ではこういったことは全然教えてくれないらしい。
まさしく自分もそうだったのでそうだろうなぁという気もするけど、
私が義務教育を卒業してから15年以上も経っていて、進歩ないんかいとも思う。
専門家の人や有志の人たちが精力的に活動してくれているようで、
まだまだ母親初心者の私でも手の届くところまで広まっているのは本当に有難い。

パッと思いついて性被害の話をしてしまったけど、
誰かや何かに対して暴力を振るわないこと、人を傷付けるような言葉をかけないことも、
性教育の話と同じで、やっぱり小さい頃からの教育が土台になるよなと。
教育って言うと大げさになっちゃうけど、
要するにどんな風にコミュニケーションを取るのかで変わるんだろうと思う。
何かのキッカケで崩れてしまうこともあるのかもしれないし、
幼稚園とか学校とか、手の届かないところで教わることに家庭とのズレもあるだろうけど。
それでもやっぱり誰かが教えないことにはわからないものだし、
誰が一番教えるべきかと言われたら、やっぱり親なのかなぁと思う。
親だけで100%までやらないといけないということは絶対ないとは思うけど。
事故もあるから、誰かとのトラブルを人生で一度も経験しないことはないだろうけど、
どんな内容であってもなるべく加害者になることのないように教えてあげたい。
誰かに加害していいことなんて一つもないから。
正しく生きることだけが人生の全てではないけど、
犯罪や加害だけはしっかり回避できるように教えて、守ってあげたい。
あんまりちゃんとできる自信もないし、怖いけど。
喋ることだけはちょっと得意だから、色んなことをとにかくお話するのを頑張ろうと思う。

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