京都市青少年科学センターに行ってきました

こんばんは。まったりこです。
最近毎月月末にまとめて書いてる状況にやべぇな…と思いつつも、
まだ続いてるだけ…マシ…!!!となっています。本当に志の低い奴だな。

さて今回はタイトルの通り、少し前に京都市青少年科学センターに行ってきたので、
レポを書いていきたいと思います。
まずは京都市青少年科学センターの基本情報から。
京都市青少年科学センターとは、体験型の展示品を通して楽しみながら理科・科学を学べる施設です。
定番のティラノサウルスの模型や恐竜たちや色んな化石はもちろん、
お天気のことやドローンなど最新の科学技術についてなど幅広く展示されています。
お目当ての一つだったのですが、プラネタリウムも。
対象が小学生以上なのでうちの子たちは行けませんでしたが、科学実験の体験もできます。
あと何と言っても、「親子ふれあいサイエンスルーム」がめちゃくちゃ良かった!
割と朝一番くらいから行って閉館時間まで大いに楽しませてもらったので、
良かったポイントなどを紹介していきたいと思います。

体験型の展示品がめちゃくちゃ多い
私が一番ビックリしたのが、もしや全部触ったり体験したりできるんか?って思うくらい、
とにかくそこにあるほとんどのものが体験型の展示物なこと!
なんか科学館=勉強するところみたいな勝手なイメージがあって、
ほとんどが見て学ぶ、時々ちょっと触れるよ~くらいのものを想像してたんですよね。
それが、行ってみたらイメージとほぼ真逆。見るだけ1割、触れる9割。
ただ見るだけなんて絶対させないぞ!っていう気概を感じました。
とにかく見る、触ってみる、起きていることを確認する、観察するというのが基本。
そういう感じなので子どもたちも入ってすぐにテンション上がって、
忙しなくお喋りしたりしながらとにかく見て触ってと大忙し。
メインどころとして大きいティラノサウルスの展示があるんですが、
それは二人とも怖かったみたいでなるべく見ないようにして素通りしていました。笑
まずは道順に1階をグイグイ進んで楽しんで、うにを見つけてはしゃいでみたり、
取っ手を回すと発動するピタゴラスイッチみたいのをめちゃくちゃ回したり。
一通り1階は見たな…と思ったところで2階に行くと、これまたすごい量の体験型展示。
1階よりも面積が広くて、完全にこちらが本番!という雰囲気。
シーソーみたいな椅子があったり、音の仕組みが学べる足で奏でるピアノがあったり、
色付きのライトで影を作ることで光の三原色について学べる展示があったり。
ドローンの展示では実際にドローンを操作できるようになっていて、結構難しかったです。
定番の手回し発電機や、ゲームみたいにできる科学クイズがあったり、
竜巻の仕組みについて学べる展示はクレーンゲームをしているような感覚でした。
屋外にもいくつか展示があって、その中でもチョウの家はめちゃくちゃオススメです。
チョウが飼育されてるハウスの中に入って、至近距離でチョウを見たり触れ合ったりできます。
蛹や幼虫の姿の子たちを見ることもできるし、何とスタッフさんの簡単な解説付き。
私たちが行った時にはオオゴマダラが居て、その名の通り結構なサイズ感だったので、
子どもたちは最初かなりビビってたんですが、中に居る内に少しずつ慣れてきて、
蛹を見つけて喜んだりしていました。
(このチョウの家に入るのは整理券が必要なので注意。)
ここに書いたのは本当に一部で、とにかくめちゃくちゃたくさん体験型の展示があって、
一通り全部を1回ずつやっていくだけでもそれなりの時間がかかりました。
そして子どもたちは気に入ったのを何回も何回もやりたがるし。
正直その体験の中身まではあんまりわかってないだろうな…という感じではあったので、
年齢は小学生以降がベストで、幼稚園児にはまだちょっと早かったかな?という内容でしたが、
とにかく色んなことを体験できるので、一つくらいは刺さってるものがあるかもしれません。
あと単純に、とにかく色々回してみたりボタンを押したり、コントローラーを操作したり、
そういう細かい動作がたくさんできるので、それだけで知育には良さそうでした。笑
本人たちは色んなものを実際に触ってみるのが楽しかったみたいで、
1階を一通り回り終わって、この後どうする?みたいなタイミングになった時に、
「2階に行ってもう一度あの展示を触ってみたい!」ってリクエストをしてくれたりしました。
もう一度行きたくなるくらい気に入ったものがあったならもうそれで充分だな…という気持ち。

プラネタリウムが幼児にやさしい
個人的には一番のメインのつもりにしていたのがプラネタリウム!!
結構最近にリニューアルがされたらしくて、中はとっても綺麗で快適でした。
色々とプログラムがあるんですが、京都市青少年科学センターは幼児でも大丈夫な回があって、
途中で席を立ってしまっても良いし、お喋りしてもグズってもOK!という神設定。
もうこれだけで、子ども連れてとりあえず行ってみようって気持ちになれますよね。
うちも娘ちゃんがまだ2歳で、部屋の中も暗くなるだろうからじっと座ってられるか不安で、
「やさしいプラネタリウム」という一番幼児にやさしいプログラムに参加させてもらいました。
夜空にはどんな星座があるのか、どこにあるのか…みたいなことを教えてくれたり、
一部の星座がどうしてできたのかというお話などを投影された星空を見ながら聞きました。
小学生のお子さんもたくさん居たんですが、どの年齢の子も楽しめているようでした。
スタッフさんの語り掛けに答えたり、ただ見てるだけにならないように工夫もされていて、
1回約30分あるんですが、うちの幼児さんたちでも飽きることなく最後まで見ることができました。
息子くんも娘ちゃんも指を指したり、かなり夢中になって楽しんでくれていて、
終わった後もしばらくプラネタリウムが面白かった話をたくさんしてくれました。
初めてのプラネタリウムでしたが、良い思い出として記憶に残ったのではと思います。
もう少し大きくなったらまた行きたいです。

親子ふれあいサイエンスルーム おたのしみひろばが超遊べる
そしてこの京都市青少年科学センターでうちの子たちが一番遊んだのが、
地下1階にある「親子ふれあいサイエンスルーム おたのしみひろば」です。
こちらは未就学児さんだけが遊べるお部屋で、この科学センター内の児童館みたいなところ。
一般的な児童館によくあるおままごとなどのおもちゃも取り揃えてあるんですが、
何とここには「科学を体験できる遊具」というのがあるんですよ…!
レバーを使って泡を作り出し、動きや形状を観察できるバブルタワーや、
プロジェクターから投影された映像が、動きに合わせて変化するのを楽しむ光の池、
送風機を使って球を浮かせる浮き玉や、手回し発電機で動くくるくる機関車など。
何とまだこの他にもあるんですけど、もうとにかくここがめちゃくちゃ遊べるんですよ。
うちの子たちが一番興奮して、一番長居したのは間違いなくここでした。
初めて見るバブルタワーなどの遊具を片っ端から全部体験し、滑り台も堪能して、
一巡したらまた空いてるどれかの遊具に突撃して…と本当に楽しそうでした。
優劣つけられないぐらい、どの遊具も何度も何度も繰り返して遊んでいて、
かなり長く遊んでから休憩のために一旦退室しようって声をかけると半べそになるくらい。
一旦休憩して、その時点でまだ見れていなかった他エリアを見てみた後、
戻ってきて結局入室可能時間の一番最後の本当にギリギリまで居座って遊ばせてもらいました。
ここじゃなくても遊べるようなおままごとなんかでも楽しそうに遊んでいたんですが、
科学館という性質上か混雑していなかったのでのびのび遊べたのがまた良かった。
一番賑わっていた時でも、ほぼ全員がストレスなく遊べてそうな印象でした。
もっと賑わっててもええんちゃうか?!って思うようなところだったんですけど、
まぁ未就学児に科学館ってハードル高いもんね…。
正直めちゃくちゃ綺麗とかオシャレという訳ではないんですけども、
遊びの内容及び環境はもうめっっっっっっっちゃくちゃ良いです。本当に最高。
常にスタッフさんが居てくださるのも安心ポイント。
物腰柔らかで優しい感じの方々だったんですが、ルールはきっちり守らせてくれる感じで、
壊れやすいおもちゃを使っている子への声かけなども非常に丁寧でした。
どうやら地域の児童館的な役割も担っている場所のようで、
普通に通いたくなって、この辺に住んでる人がめちゃくちゃ羨ましくなりました。
ほんっとにマジでうちの子たち永遠にここで遊んでられるんちゃうか…と思える場所でした。
私も子どもたちと一緒にたくさん遊ばせてもらいました。笑


注意点など
館内にグッズショップはありますが、飲食物を扱っているお店は入っていません。
なので、午前中から行く場合はお食事の類は事前に用意して持ち込むか、
再入場ができるので一度食べに出るかのどちらか。
うちは買ってから行ったんですが、最寄りのコンビニまでは5分もない程度で着くので、
荷物になるので時間になってから買いに行くのでも良かったかぁ、と思いました。
ただ、食べたものを捨てられるようなゴミ箱は見つけられなかったので、
持ち込まれる場合はゴミの出にくいような内容にするなど工夫が必要かなと思います。
ちなみに屋内外に1ヶ所ずつ食事のできる場所があるんですけど、屋外は結構虫が多いです。
藤棚があって、その下にテーブルと椅子があって、その他はベンチが点々とあるんですが、
日陰になる藤棚とベンチの辺りは特に虫が多い印象でしたのでご注意ください。
屋外で食べるなら芝生にレジャーシート広げて食べるのが良いかも?と思いますが、
日除けになるようなものが一切ないので、暑いしめっちゃ眩しそうでした。
私たちが食事をした時は周りのベンチも全部埋まっていたので、ピーク時間は座れないかも?
屋内のスペースもそこまで広くないようでしたので、やっぱりレジャーシート最強説あるかもしれせん。
水分については、マイボトル持ちの人向けに好きに使えるウォーターサーバーがあるので、
何かしらボトルを持って行って、足りなくなったら補給することができます。
館内には飲み物の自動販売機と17アイスの販売機のみ。
長く遊べる場所なので、お昼ご飯はもちろん別途おやつも持ち込む方が無難かと思います。
入館料以外は基本的にどの展示も無料ですが、プラネタリウムは別途料金が必要です。

私たちは完全に科学館をべらぼうに遊び尽くした感じでしたが、
すぐ隣にある「京エコロジーセンター」にも幼児向けの遊ぶ場所があります。
その名の通りエコについて学べる施設で、こちらも基本は小学生向けかなとは思いますが、
木のおもちゃひろばや、館内の至るところに居るエコ虫くんを探すレクリエーションなど、
幼児さんでも楽しめるようなものもあるようです。
こちらの基本の展示にも体験型のものもあるようで、科学館に比べると小規模ですが、
屋上にはビオトープもあったりなど違う魅力があるかなと思います。
次に行く時はこちらも見てみたい!