市販のワークブック比較~シール編~

こんばんは。まったりこです。
自分の食べたい味のものを食べたいように作って食べるのって気分が良いですね。
想像できない味のものを作ってみるのも楽しいけど。
最近は誰かが作ったご飯が食べたい!って思うことばっかりだったけど、
これに関しては自分で家で作るのが一番おいしいって思えるものがあるのって言いな。

さてさて今日はタイトルの通り、市販のワークブックについて書きます。
比較と書いてますが、今日取り上げるのはくもんと学研の2種類。
内容もシール貼りのものに限定します。
先に言っておきますと私は基本的にくもん信者と言うか、くもんの回し者です笑
自分が学生時代くもん教室に通っていて、とても良い記憶があるので。
くもん教室のことも近々書こうとは思っているんですが、まずは先に始めやすいワークの方を。
ずっとくもんのものばっかり買っていて、ほぼやりつくしてしまってきたな…と、
つい先日学研のワークの方に手を出してみてあまりの違いにビックリしたので、
その辺りについて書いていこうと思います。
上でも書きましたが、私はくもん信者で使ってきたドリルも圧倒的にくもんが多いので、
情報量はくもんのワークについての方が圧倒的に多いです。すみません。

市販のワークブックとは

書店や、トイザらスなどのおもちゃ屋さんの文房具コーナーにて販売されている、
色んな力を身に着けるためのワークが詰まった本のこと。
キャラクターグッズメインの雑貨屋さんや最近は100均にもあります。
内容は色々あって、紙を折ったりはさみやのりなどを使ってするような工作系や、
線を引く・色を塗るといった鉛筆やクレヨンの持ち方・使い方を知るためのもの、
手先や指の器用さを育むシール遊びのものなど様々あります。
大体2歳~未就学児の6歳までが対象になっていて、
年齢別にステップアップできるような感じで作られているものが多いです。
ただ、シール遊びのものなどは1歳さんでも発達の状況によってはできそうな感じなので、
あくまで対象年齢は目安で、本人の興味に合わせて始めたら良いのかな?と思います。
逆に本人の興味次第では3歳になってから2歳対象のワークを始めるのとかでも全然良いかと。
どのワークでも本人のモチベが一番大事だと思うので、
本人が嫌がる場合や興味を示さない場合は、ワークをするのはオススメしません。

くもんのワークブック

市販されているくもんのワークブックは色々種類がありますが、基本的には3種類。
「おやこのファーストステップ」と「はじめての~~」と「すくすくノート」です。
おやこのファーストステップは対象が2~3歳で、初めてのことに挑戦するためのもので、
内容ははさみの工作「きってみよう」やのりの工作「はってみよう」などがあります。
「はじめての~~」シリーズは2歳~6歳が対象で、数字やひらがななど勉強の基礎から、
めいろや紙工作などの遊びを通して学習するタイプのものもあります。
「すくすくノート」は上記2種類の入門版という感じ。
基本的にファーストステップとはじめての~シリーズが30枚前後プリントがあるのに対し、
すくすくノートはおおよそ20枚前後とプリントの枚数がまず少なめです。
そしてファーストステップたちがA5なのに対して、すくすくノートはB5と大きめ。
文字やイラストも大きめで扱いやすく、導入にピッタリな感じのワークです。
興味を持つかどうかもわからない…という場合にオススメ。

くもんのワークブックにはどれも表彰状がついています。
プリント1枚につき1枚、台紙にできたねシールを貼る仕様なんですが、
全てのプリントが終わってワークブックを終えると、その台紙が表彰状になります。
1冊ワークブックをやりきった記念品が手元に残るシステムになっています。
表彰状自体の価値みたいなものは幼児さんにはまだ伝わらないんですけど、
最後までやれた!終わった!というのを証明するものがあるのは良いなぁと思います。
嵩張ってしまうので、どうしても使い終わったプリントは捨ててしまいますしね。

おやこのファーストステップ 「シールはってみよう」
今回はくもんのワークブックの中からシールはってみようについて書きます。
シールはってみようは全部で4種類。
どうぶつえん・のりもの・スーパーマーケット・はるなつあきふゆです。
お子さんが興味を持ちそうなテーマのものを選べるようになっているのも親切。
ただし、はるなつあきふゆに関しては2歳くらいだとまだ知らないものが多いです。
興味を持つかは子それぞれですが、季節の風物詩やイベントが色々載っているので、
そういった季節そのものや日本の春夏秋冬の文化などに触れる導入としても使えます。
どのテーマを選んでもプリントやシールの枚数、内容は一緒です。
最初は背景に合った内容のシールをすきに貼るところから始まり、
模様や形に合わせて貼る→背景に合わせたシールを自分で考えて貼るという風に、
徐々にステップアップしていく内容となります。
シールの大きさは小さいもので3㎝×3㎝くらいで、全体的に大きめかなと思います。
できたねシールが1.5×1.5くらいとちょっと小さいので早めに取り組む場合は誤飲注意。
特にできたねシールは余りが出るように作られているのもあって持て余しがちなので、
いつの間にか子どもが勝手に触っていて…みたいなことになる可能性があります。
終わった後はすぐに処分するか、まとめて手の届かないところで管理するべし。
ただこの小さいできたねシールも全部自分で貼るので、
大小様々な形や模様のシールがこの1冊で100枚以上も貼れるのは良いかなと。
この「はってみよう」は本当にシールを貼るだけです。徹頭徹尾それだけ。
背景の動物や乗り物などから如何に話を膨らませられるか…という親の力量がキーになりそう。
しっかりコミュニケーションを取ってやるなら手先の力を育む以外の知育にもなりそうですが、
ただ貼ってもらうだけだとかなり限定的な内容に感じるかもしれません。

学研のワークブック

私が買ったのは「はじめてできたよ」シリーズの「シールであそぼう」。
2歳用、どうぶつ・おみせやさん・ひらがな・ちえのドリルです。
こちらは1冊で62ページ分のプリントとかなりの大ボリュームです。
くもんが1冊30枚前後なことを思うと約2倍の量です。値段は一緒なのに。
この圧倒的な情報量の差はすごいなぁと思います。
ただ、こちらのワークブックはシール遊びだけではありません。
上記のテーマの中にひらがな・ちえと入っている通り、
ひらがなをなぞったり運筆用の練習ページや、まちがいさがしなどのワークもあります。
プリントの学習が終わるごとに貼るがんばりシールもあり、
こちらのワークブックもがんばりシールを含めて全部で100枚以上シールを貼れます。
くもんのワークで言う表彰状の代わりに、
ホワイトボードのような書いて消せる「おけいこボード」がついてきます。
色々使い方の夢が広がる付録がついていて面白いなぁと思います。

ただこのワークブック、プリントの表でシールを貼ったら裏は運筆と言ったように、
奇数・偶数で完全に内容が分かれているような構成になっています。
基本的には1から順に数字が大きくなっていくにつれて内容もステップアップしていくので、
当然数字の順にプリントを進めていくことになるんですけど、
如何せんこの構成のせいで、1回シールが終わったらクレヨン、シールが終わったら鉛筆…と、
非常に忙しない感じになってしまうところが非常に残念ポイント。
そもそも「シールのワークしようね!」と始めてみたのにシール以外が始まったりして、
お子も何が何だか…?ってなってしまっていて、学習の効果がやや不安になりました。
もちろん、1冊でシール以外のことも学べるのはとっても良いとは思うんですが、
裏表で分けたんはどうにかならんかったんか…と思ってしまう私でした。
自分たちで勝手に、表のシールだけ先に全部やってから、
後で裏の単元をやっていくようにするなど工夫が必要かなと思います。
もちろん、最初から全て数字の通りに進めていっても良いとは思いますが、
私がお子と一緒にやってみた感じでいくと正直オススメはできません。
うちの子は鉛筆が途中で出てきた時点で気持ちがそっちに移ってしまい、
「シールいらない!えんぴつがやりたい!」となってしまいました。
でもおけいこのページも全部鉛筆を使う訳ではないので、
その場で「じゃあ…えーっとちょっと待ってね…」と他のページを確認しないといけなかったり、
鉛筆のページがとびとびで、どこをやってどこをやってないのかわからなくなりそうでした。
1冊を順に少しずつステップアップする内容を集中してやっていくのが良いのかなと思うので、
そういう意味では毎回「次は何かな?」ってなって一旦集中が切れる感じがあります。
逆に集中しにくいタイプの子には、興味を持ってもらいやすい内容なのかも?
うちの子は「シールをやる」ってなったらそのことに集中して数十分平気でやれるタイプなので、
そういう子にはあんまりオススメできない内容なのかな…と思いました。
事前に内容を全てチェックして、どこのページがどんな内容かを把握しておいて、
やりたがった内容に沿ってプリントを出し、やった・やってないの管理がうまくできるなら、
色んな内容の学習がこれ1冊でできるので非常にお買い得なのかな、とは思います。

番外編 ポプラ社のワークブック

母がどこからともなく仕入れてきたポプラ社のワークブックが一つだけ家にありまして、
それはシールではないのですが少しやってみたので番外編として書きます。
内容は学研のワークの「おけいこ」ページのような感じで、めいろとかまちがいさがしとか、
簡単な「ちえ」のワークということで良いのかな?という感じの一冊でした。
くもんや学研よりはかなり枚数が少ないイメージでしたが、内容の質は良さげ。
こちらもできたねシールのようなものがあって、終わった後のご褒美はあり。
ただ表彰状やおけいごボードのようなオマケはありません。
サクッと楽しみたい時に良いワークブックという感じでした。
くもんのすいすいノートと同じような感じかな。
個人的には、イラストがちょっとシュールで嫌いじゃない感じだったんですけど、
くもんや学研の方が子どもウケするかな…という感じはしました笑
でもワークの内容が結構好みだったので、どこかで出会ったらまた買いたいと思います。

私は子どもに楽しく幸せに過ごしてもらうことを一番に…と思って子育てしてるつもりですが、
どうやら自分が得意なのは子どもたちと一緒に遊ぶより一緒に学ぶ?ことの方だったようで。
これらのワークにはとっても助けられています。
こういうのをやってる時はポジティブな気持ちで子どもと向き合えることが多いし、
今のところはお子も楽しくやってくれているのでお互いWin-Winな感じがあって良いです。
もちろんこれから子どものできることが増えていけば遊ぶのももっと楽になるのかなと思うし、
苦手~って言って避けてるばかりでなく一緒に遊べるようになれたらとも思うのですが。
ストレス溜めてもしょうがないので、お金の許す範囲でこれからも頼っていくつもりです。
ちなみに今回紹介したものはどれもお値段ほぼ同じはず。
良かったらお子さんの個性や興味に合わせた内容のものを選んで、一緒にやってみてください~!