絵本の読み聞かせ

こんばんは。まったりこです。
夏ってこんなに台風関係なく雨って降るんだっけ…?とぼんやり考えています。
最近、雨が多くて嫌ですね。

少し前から娘ちゃんに絵本ブームが来ているようで、
棚からせっせと絵本を持ってきては読んで!とせがんできます。
早速ちょっと脱線するんですが、この時私が「パパに読んでもらって」と言うと、
ちゃんとパパのところに絵本を持って行くので、かなり言葉理解できてるなぁと感じます。
娘ちゃん1歳2ヶ月、どんどん成長していて面白いです。
本題に戻りますが。
子育て、育児と言うと100%の確率で勧められる絵本の読み聞かせ。
絵本を読んであげることが愛情だ、みたいな記述さえ見たことがあります。
まぁ実際に読みかけてあげるだけ手間がかかる訳ですから、
確かに手間をかけてあげるだけ愛を注げる…ということにはなるのかもしれませんが、
流石にちょっとそれは言い過ぎでは?と思ったりもしつつ。
母の声で読み聞かせをしてあげることで云々…とかも、父は?って感じだし、
声を聞かせてあげるのは別の方法でも良いのでは?とか思いますが。
ただ言葉の習得にはやっぱり絵本の読み聞かせって強いのかな、とも思ったりします。
動物の名前や物の名前などは、うちの子たちも絵本から覚えたものも多いです。
後は単純に情報量が多いのでコミュニケーションを取るキッカケになるのが良い。
本筋のお話とは関係なくても、イラストの中に描いてあるものを全部教えてあげたり、
そういうのだけでも色んな物の存在・言葉に触れられる機会になってくれるし。
とは言え、誰かに強制されるものでもないとは思いますが。
でも強制とはいかないまでも、自治体でも推奨プログラムがあったりしますよね。
どんだけ強いんだ、読み聞かせ。

一旦ここで私個人の話になるのですが、私は「お話」を読むのが好きです。
活字でもドラマでも漫画でも、媒体は問わずとにかくストーリーに触れるのが好き。
なので絵本を読むのも割と子どもと一緒に楽しめています。
歌う方がもっと好きなので、歌絵本の方がもっと楽しかったりしますが。
あと「読み聞かせる」、いわゆる朗読自体も結構好きです。聞くのもするのも好き。
かつて梅田ジョイポリスにあった、「生き人形の間」っていう、
怖い部屋でヘッドフォンをして怖い話を聞くホラーなアトラクションが大好きでした。
ジョイポリスなくなったらしいけど今は何になってるんだろう。はて。
そういう感じなので、息子くんの妊娠中から絵本にはずっと興味津々です(私が)。
なのでTwitterでも良さそうな絵本の紹介ツイートを見て予習していました。
何でもかんでもTwitterから情報を得ようとしている気がしますが、
色んな人が結構有益な情報を垂れ流してくれているので便利でつい頼ってしまう。
そして勧められているので良さそうと思ったらついほしくなってしまう…。
でもお金は有限だし、我が家の収納も限られているので流石に全部は買えません。
特に絵本に関しては図書館で借りるという手が取れるのもあって、
わざわざお金を出して買うことにどこまでメリットがあるかな、とつい考えてしまいます。
と言いいつつ、自分が好きだなと思ったというだけで買ってしまった絵本もありますが。

我が家の読み聞かせ事情で言うと、今はその時々でやったりやらなかったり…という感じ。
全く絵本の読み聞かせをしない週もあれば、たくさん読む週もあったり。
基本的には息子くん・娘ちゃんたちの希望に沿って遊んでいるので、
ブロックやボール遊び、パズルなど他のもので楽しそうな時にわざわざ時間は作っていません。
私の理由であまり動きたくない時などに、今日は絵本にしない?と声をかけたり、
本人たちが希望して持ってきた時は読んであげるというスタンスです。
一応ベビーくもんに入会していて、そちらでは毎日の読み聞かせを推奨されていますが、
あんまりやろうやろうとし過ぎるとイライラが出てきそうなので無視してしまっています。
せっかく申し込んでるんだし素敵な絵本が届くのだし…とは思うのですが、
それを理由に私と子どもたちの間でマイナスが発生する方が良くないしと言い訳して…。
その分本人たちが読みたい気持ちの時にたくさん読むから許して…と思っています。
かつて1日がめちゃくちゃ暇だった息子くんが乳児の頃は、
月に2回図書館に通って、毎回5冊程絵本を借りてきて読んでいました。
その絵本の読み聞かせとは別で、うたえほんの読み聞かせも同じくかなりやりました。
これはもう単純に、他の遊びよりも私が圧倒的にやりやすかったというだけ。
良い効果があるらしいし、他の遊びだと時間がもたないし…という感じで、
たくさん借りてきてたくさん読んでれば、時間も使って子どもにも良いだろう、という感じ。
図書館に通うというのを理由に出かけて気分を変えたりもできたし、
合わせて図書館で開催されているイベントに参加してみたり、
自分が読みたいと思う本を一緒に借りたりできるのでなかなか有意義でした。
この時は、3冊程は私がまだ読んでないもので興味を引きそうなものを選び、
残りの2冊程は本人が棚から取ってきたものや見せてみて反応が良かったものを借りました。
棚から持ってきたものはひどい内容じゃなさそう(某Nとか)じゃない限り、
乳児には難しそうだなぁという感じでもとりあえず借りて読んであげていました。
本人も選んでる自覚すらなさそうな感じだったし、効果的な選び方かはわかりませんが、
私が選ぶのにも限界や偏りがあるので、良い刺激になるかなーみたいな感じでした。
実際これが何か功を奏しているのかはわかりませんが、
息子くんは今ストーリーに触れるのが結構好きなのでそういう部分には効果あったかな。
映画も見られるようになったし、Eテレのおはなしのくにも楽しんでいます。
あと今のところ、これが理由かはわかりませんがかなりお喋りもしてくれています。
夜寝る前に絵本の一部をボソボソ呟いてる時もあるし、インプットされてるのはとても感じます。

息子くんと娘ちゃんに読み聞かせ経験に格差があるなぁ…とは思っていて、
それだけはちょっと気になっています。
娘ちゃんが乳児の頃は、息子くんに絵本を読んであげる時、
苦し紛れに必ず娘ちゃんにも聞こえる位置で読んだりといった工夫はしていましたが、
私の声による朗読を聞くだけが読み聞かせではないので、どこまで効果があったのやら。
図書館もコロナで行きにくくなってしまって、色んな本を読ませてあげられないし。
地元の図書館では、本の消毒ができる機械なんかを導入してくれたりして、
結構頑張ってくれているのはわかっているのですけど、幼児はどうしてもまだ怖くて。
触った後消毒や手を洗う前に目を触る、口に手を入れてしまうが普通にあるので。
特に娘ちゃんに至ってはまだマスクもつけたくない年齢だし…と思うと、
やっぱりどうしても図書館に行くのはためらっちゃうのでした。
我が家にあるのは、前述のベビーくもんで届く絵本と、
私の趣味で娘ちゃんへのプレゼントに買った「くまのがっこう」シリーズが数冊、
その他息子くんが図書館で興味を持ったものと、Twitterで流行っていたものから数冊。
プレゼントでもらったものとかも含めて、全部で30冊あるかないかくらい。
この内、乳児~幼児向けのページが厚いタイプのものが10冊くらいかな。
最近娘ちゃんが持ってくるのはもっぱらこっちで、
仕掛け絵本が好きと言うよりは、こっちが読み方に工夫ができるものを好んでいます。
オノマトペが多かったり、動物が出てきて鳴き声をプラスしてあげられるようなやつ。
ブタが出てくる時にぶーぶーと言いながら鼻を指で押し上げてみせると声を上げて喜びます。
そしてキャッキャ笑いながら真似してくれたりします。
前に、子ども(特に乳幼児)は毎回違うことをちょっとずつやるよりは、
同じことを何回もやってあげる方が良いという話を聞いたことがあります。
公園遊びや室内の遊び場なんかでも、色んなところに行くよりは同じところに行くと、
どんどん慣れて、同じもので遊ぶのでも工夫をするようになったりするらしい。
この説に乗っかって、今はうちにある本を繰り返し読んであげる時期だと思うことにして、
とりあえず楽しい絵本体験ができるようにというのだけ考えるようにしています。

私のこのちょっとのんびりな努力(?)はいつか花開くのでしょうか。
それとも私が知らないだけでもう花開いたりしてたりして?
と言うかそもそもこれをキッカケに何かが花開くようなものでもないのかも。
必ずやらないといけない訳ではないだろうし、
どこまでやった方が良いのかも全然わからないし、やらないのが悪い訳でもない気もしつつ、
まぁでもこれだけ勧められてるってことは良いんだろうとぼんや~り思って、
これからものんびり、できる範囲で、無理しない程度に頑張ろうと思います。